毎日爽快気分になるためのエクオール講座

大豆イソフラボンとエクオール

大豆イソフラボンが摂れる豆腐や豆乳、納豆は食べてるけどそれだけではダメなの?
エクオールが更年期障害にはいいみたいだけど、大豆イソフラボン食べてるだけじゃダメって本当?
この記事では、大豆イソフラボンとエクオールの関係について説明しています。
イソフラボンよりもエストロゲンに似た働きが強い

大豆イソフラボンとエクオール

「エクオール」という名称はテレビや雑誌などでもよく見かけることもあり、何度か耳にしたことはあることでしょう。しかし大豆イソフラボンと同じだっけ?と考えると即答は出来ない方がほとんどかもしれません。

結論から言うと大豆イソフラボンとエクオールは同じではありません。ただしイコールではないだけで、大豆イソフラボンとエクオールには深い関係があるのです。

エクオールについて詳しくお知りになりたい方は、エクオールってどんなもの?の記事をご確認ください。

エクオールの作り出される過程

さて大豆イソフラボンとエクオールはイコールではありませんが、大豆イソフラボンがないとエクオールは生まれません。つまりエクオールは大豆イソフラボンが存在することで作り出される成分なのでです。

では更年期障害の緩和、しわ改善効果、骨粗しょう症改善効果などまさに40代以上の女性に欠かせない効果を持ち合わせている「大豆イソフラボン」について少しお話していきましょう。

大豆イソフラボンはしわ改善効果に必要な抗酸化作用を持つポリフェノールの一種で、以下の3つに大別されます。

・ダイゼイン
・ゲニステイン
・グリシテイン

このうちエクオールと関係しているのが「ダイゼイン」です。

以下にエクオールが作りだされる過程をご紹介しますね。

1.大豆イソフラボンを摂取する
※食べ物、サプリメントなど摂取方法は問わない

2.大豆イソフラボンに含まれる「ダイゼイン」がある種の腸内細菌(エクオール産出菌)によって分解される

3.エクオールが作り出される

大豆製品とエクオール

大豆イソフラボンを摂取しないとエクオールが作り出されないということはご理解いただけましたか?

大豆イソフラボンを体内に摂取する方法は大豆イソフラボンを含む食べ物を取ること、つまり以下のような大豆製品を食べることですね。

食品:豆腐・納豆・味噌・油揚げ・きな粉
飲み物:豆乳

大豆製品を食べる頻度とエクオール産生能との関係

ここで大豆製品を食べる頻度とエクオールの産生能の関係についての興味深いデータをご紹介しましょう。これは浜松町ハマサイトクリニックの婦人科医である吉形玲美 院長が2015年5月29日に福岡県で開催された第15回抗加齢医学会総会にて発表したものです。

では下記データをご確認ください。

・あまり大豆製品を食べない人のエクオールの産生者→26%
・ほぼ毎日大豆製品を食べない人のエクオールの産生者→49%

産生能、産生者と耳慣れない難しい言葉が出てきていますのでエクオールに絡めて補足しますね。

※産生能→エクオールを作り出す力
※産生者→エクオールを作り出せる人

データから分かるのは、大豆製品を取る頻度が多い人ほどエクオールを作り出せる人である確率が高いということです。

大豆製品を食べてるだけじゃダメ?

記事を読みながら、大豆製品なら私も意識して取っているのに・・・と思われている方も多いでしょう。

見出しの疑問にお答えすると以下の回答となります。

・大豆製品を食べているだけでは、エクオールを作り出せるとは限らない
・大豆製品から大豆イソフラボンを摂取しても必ずしもエクオールを作り出せるとは限らない

つまり大豆イソフラボンを摂取したからと言って、誰でもがエクオールを作り出せるとは限らないのです。

詳しくは別の記事でご紹介しますので、ここでは“大豆製品を食べているだけではエクオールを作り出す力は弱い”ということを覚えておいてくださいね。

40代からの女性に必要なエクオール量

さて更年期障害などに悩む方が増える、ゆらぎ世代の40代女性にはどのぐらいのエクオール量が必要なのでしょうか

1日の推奨摂取量は10㎎以上とされています。

ちなみに大豆製品で10㎎を摂取しようとすると、毎日納豆1パックに加えて豆腐3分の2丁を食べないといけません。そんなに大豆製品ばかり毎日食べられませんよね。

エクオールは更年期障害におすすめ

前述した通り、エクオールは大豆製品のみから摂取するのは非常に難しい成分です。しかしながら更年期障害の緩和には非常に有効な成分なのです。

なぜエクオールが更年期障害におすすめなのかを、以下で簡単にご紹介しますね。

エクオールとエストロゲンの働き

まずエクオールとエストロゲンの働きについて見ていきましょう。

更年期障害は女性ホルモンであるエストロゲンの減少により起こる症状であり、手を打たなければエストロゲンの分泌量はどんどん減少する一方です。

このエストロゲンの分泌を促進する方法こそが、エクオールを摂取することなのです。

つまりエストロゲンの働きは、ゆらぎ世代の女性のホルモンバランスを整え、更年期障害を緩和することに他なりません。

閉経とエストロゲンの関係

最後に閉経とエスロトゲンの関係について見ていきましょう。

40代後半ともなると、生理が不安定になり閉経が近づく人が増加します。閉経に向かうにつれてエストロゲンの分泌量は一気に減少します。

しかしご安心ください。エクオールはエストロゲンの分泌を促進することはもちろん、エストロゲンに非常によく似た働きをすることが分かっています。その働きは大豆イソフラボンが持つ作用よりも強いことからエクオールは注目すべき成分なのです。

今回は大豆イソフラボンとエクオールと題してお届けしました。最後に以下に本記事のまとめを作成しましたのでご確認ください。

・大豆イソフラボンとエクオールはイコールではない
・エクオールは大豆イソフラボンに含まれる「ダイゼイン」から作られる
・大豆イソフラボンに含まれる「ダイゼイン」はある種の腸内細菌によって分解される
・大豆製品を食べる頻度とエクオール産生者率は比例する傾向が強い
・大豆製品を食べるだけではエクオールを作り出す力は弱く、必ず作り出せるとは限らない
・40代からの女性は1日10㎎のエクオールが必要
・エクオールは大豆イソフラボンよりもエストロゲンに似た働きが強い